ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「債権の割引き買戻し」の意味・わかりやすい解説 債権の割引き買戻しさいけんのわりびきかいもどし 途上国の累積債務問題に関する金融スキーム。債務国政府が外国民間銀行の債権を割り引いて買い戻す方式。大幅な割引率が期待でき,しかも債務を圧縮できる。しかし当該国の信用度は低下するため,将来の融資導入に悪影響が及ぶ。 1987年9月にベーカー米財務長官が提唱したメニュー・アプローチの一つで,実施例としてはボリビアがある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by