僂う(読み)かがなう

精選版 日本国語大辞典 「僂う」の意味・読み・例文・類語

かがな・うかがなふ【僂】

  1. 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 ( 副詞「かがなべて(日数を重ねての意)」を「指を折りかがめて数えて」の意に解したところから ) 指折り数える。
    1. [初出の実例]「さればよくかがなへたまふべきにや」(出典:かた言(1650)一)
    2. 「僂(カガナヘ)見れば出給ひしより、既に三箇月(さんがつき)に及び」(出典読本椿説弓張月(1807‐11)前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 他動詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android