日本歴史地名大系 「儀式村」の解説 儀式村ぎしきむら 愛媛県：北条市儀式村[現在地名]北条市儀式立岩（たていわ）川の上流北岸に位置し、東は庄府（しようぶ）村・米之野（こめのの）村、南は中（なか）村、西は猿川（さるかわ）村・小山田（おやまだ）村、北は中川（なかのかわ）村（現越智郡菊間町）に接する。古くは祇式（ぎしき）とも記し、難波（なんば）郷の属村であった。慶安元年伊予国知行高郷村数帳（一六四八）の風早（かざはや）郡の項に「儀式村 林少有、芝山有」とみえ、村高は二一〇石五斗四升、うち田方一九九石九斗四升五合、畑方一〇石五斗九升五合とある。元禄一三年（一七〇〇）の領分附伊予国村浦記、天保郷帳でも村高は同じ。村内儀式上（ぎしきかみ）字片山（かたやま）にある金蓮坊は高田（たかた）の真言宗光徳（こうとく）院の末流である。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
