ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「元湯温泉」の意味・わかりやすい解説 元湯温泉もとゆおんせん 栃木県北部,塩原温泉郷の一湯。大同元 (806) 年発見と伝わる塩原温泉郷の発祥地で,元湯千軒と呼ばれるほど繁栄したが,万治2 (1659) 年の山津波で被害を受け,現在は少し離れた赤川沿いに数軒の宿がひっそりと立っている。泉質は単純泉。泉温は 50~54℃。胃腸病や神経痛によく,長期滞在の療養客が多い。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by