元越番所跡(読み)もとごえばんしよあと

日本歴史地名大系 「元越番所跡」の解説

元越番所跡
もとごえばんしよあと

[現在地名]宍喰町日比原

江戸時代、徳島藩が設置した番所の跡。土佐街道本筋ではなく、間道であったが、土佐国への往還路として番所が置かれた。正徳六年(一七一六)の諸番所改帳に「元越番所」とみえ、キリシタン制札・異国船定書が掲げられ、男女や俵物などの出入りを改めた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android