日本歴史地名大系 「宍町」の解説 宍町ししくいちよう 徳島県:海部郡宍町面積:九二・〇〇平方キロ県の南端、海部郡の南西部に位置する。東部は太平洋に臨み、北東は海部町、北は海南(かいなん)町、西は高知県安芸(あき)郡馬路(うまじ)村・北川(きたがわ)村、南は同郡東洋(とうよう)町と接する。北部に小谷(こだに)山(六七九・八メートル)・西(にし)ヶ峯(九二三・九メートル)など、北西部に貧田(ひんでん)丸(一〇一八・五メートル)などの山嶺があり、これらを水源とする日比宇(ひびう)川・宍喰川・野根(のね)川などが南流する。宍喰浦に注ぐ宍喰川の下流域にはやや広い平地があるが、町域の大半は山嶺が広がっている。海岸部のうち北部に那佐(なさ)湾があり、南部には竹(たけ)ヶ島をはじめ鹿子居島・サビ島・四島・鈴碆・棚碆・二子島などの島々がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by