先太(読み)サキブト

デジタル大辞泉 「先太」の意味・読み・例文・類語

さき‐ぶと【先太】

[名・形動]先端もとの方よりも太いこと。また、そのさまや、そのもの。「先太な(の)棒」⇔先細

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精選版 日本国語大辞典 「先太」の意味・読み・例文・類語

さき‐ぶと【先太】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 先が元の方より太いこと。また、そのものや、そのさま。
    1. [初出の実例]「其の間の三四哩(マイル)が程は、下る時は先細になり、上る時は先太(サキブト)になって見える」(出典:大英游記(1908)〈杉村楚人冠〉本記)

さき‐ぶとり【先太】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 先にいくほど太くなること。また、そのものや、そのさま。
  3. ものごとが先に行くにしたがって盛んになること。また、財産などが次第にふえてゆくさま。

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