光核分裂(読み)ヒカリカクブンレツ

デジタル大辞泉 「光核分裂」の意味・読み・例文・類語

ひかり‐かくぶんれつ【光核分裂】

原子核が、X線γ線などの高エネルギーの光を吸収し、同程度の質量の2個以上の核種に分かれる現象光核反応の一。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「光核分裂」の意味・わかりやすい解説

光核分裂
ひかりかくぶんれつ
photofission

ウランのような重い原子核がγ線を吸収して起す核分裂。γ線のエネルギーは約 500万eV 以上なければならない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android