光比(読み)コウヒ

デジタル大辞泉 「光比」の意味・読み・例文・類語

こう‐ひ〔クワウ‐〕【光比】

天体の明るさが一等級異なる場合の光度の比。一等星二等星の約2.5118倍明るい。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「光比」の意味・読み・例文・類語

こう‐ひクヮウ‥【光比】

  1. 〘 名詞 〙 光度が一等級異なる二天体の光度の比。一等星は二等星より二・五一一八倍明るい。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

法則の辞典 「光比」の解説

光比【light ratio(Herschel)】

光度が一等級異なる2天体の光度の比をいう.ハーシェル(J. Herschel)の測定結果によると,一等級の恒星の平均光度は,六等級の天体の平均光度の100倍に相当する.これをもとにポグソン(Pogson) が,100の六乗根,すなわち2.5118… を光比として定めた.ポグソンの方程式*参照

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android