兎波を走る(読み)うさぎなみをはしる

精選版 日本国語大辞典 「兎波を走る」の意味・読み・例文・類語

うさぎ【兎】 波(なみ)を走(はし)

  1. ( 白く流れ飛んで見えるところから ) 月影水面に映っているさまのたとえ。また、船足などのはやいたとえ。
    1. [初出の実例]「月海上に浮かんでは、兎も波を走るか、面白の浦の気色や」(出典:車屋本謡曲・竹生島(1570頃))
  2. ( 兎は象や馬に比べ、水にはいる度合の少ないところから ) 仏教の悟りにおいて浅い段階にとどまっている人のたとえ。声聞(しょうもん)の人。〔俚言集覧(1797頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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