入れ合はす(読み)イレアワス

デジタル大辞泉 「入れ合はす」の意味・読み・例文・類語

いれ‐あわ・す〔‐あはす〕【入れ合はす】

[動サ下二]まぜ合わせてならす。埋め合わせる。
「おのれが損は―・せ、今は銀もいらぬと言ふ」〈浄・歌念仏
[動サ四]に同じ。
「いっそ死骸を売って、初手の損を―・した方がよからうぞや」〈伎・韓人漢文〉

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精選版 日本国語大辞典 「入れ合はす」の意味・読み・例文・類語

いれ‐あわ・す‥あはす【入合】

  1. [ 1 ] 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙いれあわせる(入合)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 サ行四段活用 〙いれあわせる(入合)
    1. [初出の実例]「いっそ死骸を売て、初手の損を入合した方がよからふぞや」(出典:歌舞伎・韓人漢文手管始(唐人殺し)(1789)四)

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