精選版 日本国語大辞典 「初手」の意味・読み・例文・類語
しょ‐て【初手】
〘名〙 (はじめて下す手の意)
※虎明本狂言・文相撲(室町末‐近世初)「はや初手をくはしたは、ちゃっとかほをひかふものをな」
② てはじめ。最初。しょっぱな。発端。
※松翁道話(1814‐46)四「よごれたものを初手からよい水で洗うては、垢が合点せぬゆゑ、落ちにくい」
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