入代立ち代わり(読み)いれかわりたちかわり

精選版 日本国語大辞典 「入代立ち代わり」の意味・読み・例文・類語

いれかわり【入代】 立(た)ち代(か)わり

次から次へと、ひっきりなしに人が現われるさま。多くのものが次々に来るさま。
※門(1910)〈夏目漱石〉一七「夕飯を食ひに来る客は入(イ)れ代(カハ)り立(タ)ち代(カハ)り来た」

いりかわり【入代】 立(た)ち代(か)わり

多くの人が次々と出入りすること。たえず入れかわること。出はいりの激しいさま。入れかわり立ちかわり。
人情本所縁の藤浪‐初(1821)五回「いりかはり立(タチ)かはり、おいおいむかひのものかさなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android