所縁(読み)ショエン

デジタル大辞泉の解説

しょ‐えん【所縁】

仏語。認識の主観である心に、精神作用を起こさせる客観。⇔能縁
ゆかり。知るべ。「両親に所縁の地」

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大辞林 第三版の解説

しょえん【所縁】

ゆかり。縁故。関係。 「お力が-の源七が家なり/にごりえ 一葉
〘仏〙 認識作用の対象となるもの。客体。 ⇔ 能縁

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

しょ‐えん【所縁】

〘名〙
① 仏語。認識主観である心の対象として精神作用をひき起こさせる客観。心が認識する対象となるもの。能に対していう語。
※愚迷発心集(1213頃)「境界は是夢の所縁なり」 〔勝鬘経‐顛倒真実章〕
② ゆかり。たよりとなるもの。よすがとするもの。縁故。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
※太平記(14C後)八「所縁(ショエン)に随って近国の兵馳せ集まる事雲霞の如く也」 〔淮南子‐説林訓〕

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