入勝(読み)いれかち

精選版 日本国語大辞典 「入勝」の意味・読み・例文・類語

いれ‐かち【入勝】

  1. 〘 名詞 〙 中世係争地に早くおもむいたものがその地の権利を取得すること。
    1. [初出の実例]「元興寺郷細々の撿断は、衆中と門跡と使の入かちなり。先に入たる使撿断之」(出典大乗院寺社雑事記‐康正三年(1457)二月一五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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