入山こね鉢(読み)いりやまこねばち

事典 日本の地域ブランド・名産品 「入山こね鉢」の解説

入山こね鉢[木工]
いりやまこねばち

関東地方群馬県地域ブランド
吾妻郡六合村入山地区で製作されている。メンパと並ぶ六合村の伝統的な木工製品として、江戸時代後期の文化・文政年間(1804年〜1830年)から製作されてきた。入山地区で冬季副業として発展した。地元の栃の原木材料として使用特徴は、ろくろを使わないこと。群馬県ふるさと伝統工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「入山こね鉢」の解説

入山こね鉢

群馬県吾妻郡中之条町の入山地区で生産されるトチノキ材のこね鉢。ロクロを使用せずに作るのが特徴。江戸時代から製造が続く。

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