入帷子(読み)いれかたびら

精選版 日本国語大辞典 「入帷子」の意味・読み・例文・類語

いれ‐かたびら【入帷子】

  1. 〘 名詞 〙 装束を保管する用具長方形布帛(ふはく)で、畳んだものを包むのに用いる。
    1. [初出の実例]「これをなん御篋(はこ)どもにいれ給ひて、いれかたびら、包などいと清らなり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)内侍督)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android