精選版 日本国語大辞典 「入耳虫」の意味・読み・例文・類語 にゅうに‐ちゅうニフニ‥【入耳虫】 〘 名詞 〙① 「げじ(蚰蜒)」の異名。にゅうじちゅう。② 自分に害をなす者をののしっていう語。にゅうじちゅう。[初出の実例]「評義の席にて、某に悪口吐きし入耳虫(ニフニチウ)、討って捨てたを恨みに思ひ」(出典:浄瑠璃・絵本太功記(1799)三日) にゅうじ‐むしニフジ‥【入耳虫】 〘 名詞 〙① 「げじ(蚰蜒)」の異名。にゅうにちゅう。〔我人為妙薬伝(1830‐44頃)〕② 自分に害をなす者をののしっていう語。にゅうにちゅう。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例