入草(読み)いりくさ

精選版 日本国語大辞典 「入草」の意味・読み・例文・類語

いり‐くさ【入草】

  1. 〘 名詞 〙 狩場の草むら。小鳥ハヤブサの目から身を隠す草むら(日葡辞書(1603‐04))。
    1. [初出の実例]「わか鷹のとりもぬかさで入草にやがてかたむることのかなしさ」(出典:定家鷹三百首(1539)冬)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android