入野城跡(読み)いりのじようあと

日本歴史地名大系 「入野城跡」の解説

入野城跡
いりのじようあと

[現在地名]大方町入野

入野小学校の西の丘の上にあり、土地の人々は「ジョウヤマ」とよぶ。現在は段々畑になっており、城跡の南麓には番本ヤシキ・大木戸のホノギがあり、城の北の谷を「井戸の谷」といい、かなり深い谷をなす。天正一七年(一五八九)の入野大方之郷地検帳には「古城」「古城二ノヘイ」「古城詰」がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android