八十楫(読み)ヤソカ

デジタル大辞泉 「八十楫」の意味・読み・例文・類語

やそ‐か【八×楫】

多くかじ
「―掛け島がくりなば吾妹子わぎもこまれと振らむ袖見えじかも」〈・三二一二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「八十楫」の意味・読み・例文・類語

やそ‐か【八十楫】

〘名〙 多くのかじ。
万葉(8C後)一二・三二一一「玉の緒の現心(うつしごころ)や八十梶(やそか)かけ漕ぎ出む船におくれて居らむ」

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