八十禍津日神(読み)ヤソマガツヒノカミ

デジタル大辞泉 「八十禍津日神」の意味・読み・例文・類語

やそまがつひ‐の‐かみ【八十禍津日神】

日本神話で、多く災いを生み出す神。伊弉諾尊いざなぎのみこと黄泉よみの国から帰ってみそぎをしたときに、黄泉の国のけがれから化生した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「八十禍津日神」の意味・読み・例文・類語

やそまがつひ‐の‐かみ【八十禍津日神】

  1. ( 「まが」はわざわい、「つ」は「の」の意の古い格助詞、「ひ」は霊の意 ) 記紀に見える神。伊弉諾尊筑紫で禊をした時に生まれた神で、邪悪・禍害根源の神。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android