禍害(読み)カガイ

デジタル大辞泉 「禍害」の意味・読み・例文・類語

か‐がい〔クワ‐〕【禍害】

わざわい。災難災害
[類語]被害損害損亡そんもう損失実損不利益実害惨害惨禍災禍災害なん災い被災災難天変地異天災人災地変風害風水害冷害霜害雪害干害渇水旱魃水涸れ病虫害虫害煙害公害薬害災厄凶事禍根舌禍筆禍試練危難国難水難水禍海難受難遭難罹災貧乏くじ馬鹿を見る弱り目にたたり目泣き面に蜂

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精選版 日本国語大辞典 「禍害」の意味・読み・例文・類語

か‐がいクヮ‥【禍害】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 八卦忌(はっけいみ)でいう、凶方の一つ。禍害の方。遊年の卦(か)の、下段陰陽を変えたもの。例えば、遊年が離なら禍害は艮。犯土造作など諸事を避けた。→八卦忌
    1. [初出の実例]「産経云〈略〉天門鬼門雖吉神、而是小児禍害絶命之地故不吉」(出典医心方(984)二三)
  3. わざわい。災難。不幸。禍災
    1. [初出の実例]「残賊を誅して禍害(クヮガイ)を絶つと云ふ事」(出典:大塩平八郎(1914)〈森鴎外〉九)
    2. [その他の文献]〔韓非子‐解老〕

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普及版 字通 「禍害」の読み・字形・画数・意味

【禍害】か(くわ)がい

わざわい。〔韓非子、解老〕人~心、畏すれば、則ち行ひ端直に、行ひ端直なれば、則ち無し。無ければ、則ち天年を盡す。

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