八十種好(読み)ハチジッシュコウ

デジタル大辞泉 「八十種好」の意味・読み・例文・類語

はちじっしゅ‐こう〔‐カウ〕【八十種好】

八十随形好はちじゅうずいぎょうこう」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「八十種好」の意味・読み・例文・類語

はちじっしゅ‐こう‥カウ【八十種好】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。仏の身に備わる、それとはっきり見ることのできない微細な八〇の特徴。八十随相。八十随形好。八十随好。
    1. [初出の実例]「三学・四弁・五眼・六通・内に備へ、三十二相八十種好外に明なり」(出典:観智院本三宝絵(984)上)
    2. [その他の文献]〔法華経‐提婆達多品〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「八十種好」の意味・わかりやすい解説

八十種好
はちじっしゅごう

三十二相八十種好」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の八十種好の言及

【大仏】より

…一方,仏像の出現前にすでに仏陀釈迦が常人でないことを強調する思想は生まれていた。本生譚(ほんじようたん)(ジャータカ)のほかに仏身の種々の特徴が,三十二相,八十種好と数えられ列挙されていた。これは仏陀観の大きな変化であり,神格化でもあった。…

※「八十種好」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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