八多籠(読み)やたこ

精選版 日本国語大辞典 「八多籠」の意味・読み・例文・類語

やたこ【八多籠】

  1. 〘 名詞 〙万葉‐一九三」の「八多籠らが夜昼といはず行く路を吾れはことごと宮道にぞする」の「八多籠(ハタコ)」の旧訓。奴(やつこ)の意とする。→はたこ
    1. [初出の実例]「あなきたなとて、つぶね、やたこにもめし給ふ人なければ」(出典:菅江真澄遊覧記(1784‐1809)楚堵賀浜風)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む