八女提灯(読み)やめちょうちん

事典 日本の地域ブランド・名産品 「八女提灯」の解説

八女提灯[提灯・和傘]
やめちょうちん

九州・沖縄地方、福岡県の地域ブランド。
八女地方に由来する製法により福岡県八女市・柳川市筑後市久留米市・みやま市・八女郡広川町・八女郡立花町で生産された提灯。1816(文化13)年頃、い荒巻文右衛門が場提灯と称し、簡単な絵を描いた提灯をつくったのが始まりとされる。その後、明治時代にかけ、一本の竹骨を螺旋状に巻く一条螺旋式の技術や速描の絵画法が考案され生産が拡大した。2001(平成13)年7月、経済産業大臣によって国の伝統的工芸品に指定。2007(平成19)年4月、特許庁の地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5041631号。地域団体商標の権利者は、八女提灯協同組合。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

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