八戸城(読み)はちのへじょう

日本の城がわかる事典 「八戸城」の解説

はちのへじょう【八戸城】

青森県八戸市にあった江戸時代の平城(ひらじろ)。この地を本拠としていた南部氏の一族の八戸氏が遠野に転封になった後の1627年(寛永4)に、初代盛岡藩主(南部家第27代当主)の南部利直により創建された。本丸と二の丸から構成される城郭で、現在、城跡は三八城(みやぎ)神社、三八城公園になっており三八城神社付近に城の御殿があった。この城郭の遺構としては青森県重宝の八戸城角御殿表門(古桜門、今日の南部会館の表門)、八戸市指定文化財の旧八戸城東門(八戸市根城史跡の広場入口に移築)などが残っている。そのほかの遺構は残念ながら開発により消失し、土塁や堀跡の一部を残すのみである。この城郭は、八戸南部氏が拠点としていた城とは別のもので、そちらは八戸根城、あるいは単に根城と呼ばれる。三八城公園へはJR八戸線本八戸駅から徒歩約3分、JR東北新幹線・青い森鉄道線八戸駅からバスで三日町または八日町下車、徒歩約8分。

出典 講談社日本の城がわかる事典について 情報

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