八景水谷(読み)はけのみや

日本歴史地名大系 「八景水谷」の解説

八景水谷
はけのみや

[現在地名]熊本市清水町八景水谷

坪井つぼい川左岸にあり、かつては山室やまむろ村に属した。宝暦一三年(一七六三)山室村の下ケ名寄帳に八景水谷がある。「国誌」に「岸下清水湧出シテ淘々タリ、且風景絶勝」の地とし、藩主細川綱利のときお茶屋を設けたとある。明治一四年(一八八一)の「郡村誌」に「水面一反歩余、冷水清浄、近隣呑料ヲ始、水車且田地ヲ養フ、下流坪井川ニ入ル」と記載する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典 日本の地域遺産 「八景水谷」の解説

八景水谷

(熊本県熊本市北区八景水谷1)
熊本水遺産指定の地域遺産。
熊本市上水道発祥の地。谷水が出る“吐け(ハケ)”という地名に、3代藩主細川綱利が御茶屋をつくり八景を詠んだことが由来

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

事典・日本の観光資源 「八景水谷」の解説

八景水谷

(熊本県熊本市)
熊本名水百選」指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

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