日本歴史地名大系 「八木戸村」の解説 八木戸村やきどむら 三重県:多気郡明和町八木戸村[現在地名]明和町八木戸笹笛(ささふえ)川左岸にあり、北は伊勢湾に面する。東は笹笛川を越えて大堀川(おおほりがわ)新田、南は根倉(ねぐら)村、西は浜田(はまだ)村に接する。矢城戸・屋木戸とも記された。近世は鳥羽藩領となり、高三四六石余のうち田方が一九四石余(「慶安郷帳」明大刑博蔵)。延宝八年(一六八〇)幕府領、翌年鳥羽藩領、享保一一年(一七二六)三月幕府領、同五月有馬兵庫頭氏倫の飛地領となるなどの変遷を経て下野国吹上藩領。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by