八木戸村(読み)やきどむら

日本歴史地名大系 「八木戸村」の解説

八木戸村
やきどむら

[現在地名]明和町八木戸

笹笛ささふえ川左岸にあり、北は伊勢湾に面する。東は笹笛川を越えて大堀川おおほりがわ新田、南は根倉ねぐら村、西は浜田はまだ村に接する。矢城戸・屋木戸とも記された。近世は鳥羽藩領となり、高三四六石余のうち田方が一九四石余(「慶安郷帳」明大刑博蔵)。延宝八年(一六八〇)幕府領、翌年鳥羽藩領、享保一一年(一七二六)三月幕府領、同五月有馬兵庫頭氏倫の飛地領となるなどの変遷を経て下野国吹上藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android