八村義夫(読み)ハチムラ ヨシオ

20世紀日本人名事典 「八村義夫」の解説

八村 義夫
ハチムラ ヨシオ

昭和期の作曲家 桐朋学園大学助教授。



生年
昭和13(1938)年10月10日

没年
昭和60(1985)年6月15日

出生地
東京市牛込区若松町

学歴〔年〕
東京芸術大学大学院〔昭和43年〕修了

主な受賞名〔年〕
福山賞(第6回)〔昭和51年〕,中島健蔵音楽賞〔昭和60年〕「八村義夫作品集―ブリージング・フィールド」

経歴
昭和37年ローマ国際作曲コンクール入選、55年国際現代音楽協会祭入選。作品に「オーケストラピアノのための『錯乱論理』」、合唱曲「ザ・ガーデン・オブ・ラブ」、4人の奏者のための「星晨譜」などがある。第46回、49回、51回の音楽コンクール審査員を務め、60年の54回コンクールでも審査員になっていた。現代音楽作曲の第一人者

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「八村義夫」の解説

八村義夫 はちむら-よしお

1938-1985 昭和時代後期の作曲家。
昭和13年10月10日生まれ。入野義朗らに師事。昭和37年ローマ国際作曲コンクール入賞。55年国際現代音楽協会祭入選。桐朋学園大助教授。昭和60年6月15日死去。46歳。東京出身。東京芸大卒。作品に「錯乱の論理」「ザ・ガーデン・オブ・ラブ」「星辰譜」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android