八瓜入日子王(読み)やつりいりひこのおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「八瓜入日子王」の解説

八瓜入日子王 やつりいりひこのおう

古代伝承上の豪族
開化天皇の孫。「古事記」によれば,日子坐(ひこいますの)王と息長水依比売(おきながのみずよりひめ)の子。三野(みの)(美濃)の本巣国造(もとすのくにのみやつこ)である長幡部(ながはたべ)氏の祖。娘ふたりが景行天皇の皇子大碓命(おおうすのみこと)(大碓皇子)と密通した。「日本書紀」には,名は神骨(かむぼね),美濃国造とある。神大根(かむおおねの)王ともいう。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む