コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

大碓皇子 おおうすのおうじ

2件 の用語解説(大碓皇子の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

大碓皇子 おおうすのおうじ

記・紀にみえる景行天皇の皇子。
母は播磨稲日大郎姫(はりまのいなびのおおいらつめ)。日本武尊(やまとたけるのみこと)の双生児の兄。景行天皇40年東国遠征を命じられたとき,おそれて草のなかにかくれる。美濃(みの)(岐阜県)にうつされ,身毛津(むげつ)氏,守(もり)氏の祖となったという。「古事記」には守氏,大田氏,島田氏の祖とある。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

大碓皇子

『古事記』『日本書紀』によれば,景行天皇の皇子。『古事記』では大碓命と書く。小碓尊(日本武尊)の双子の兄。天皇が,美濃(岐阜県)の国造の娘ふたりを召し上げるために大碓皇子を派遣したところ,皇子はその姉妹を自分の妻とした。のち,『古事記』では,小碓尊によって殺されたとされ,『日本書紀』では,東国の平定を命じられたが草のなかに逃げ隠れたため,美濃を治めることになったという。これらの事件をきっかけとして,弟の小碓尊は熊襲,あるいは東国の平定に派遣される。兄が不正で怯懦な人格として描かれているのは,日本武尊の栄光に対する影として,人間的弱さを表しているからであろう。美濃の豪族,牟宜都君などの祖先とされる。

(寺田恵子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大碓皇子の関連キーワード景行天皇神武東征伝説五百城入姫皇女大酢別皇子国背別皇子国乳別皇子豊国別皇子七掬脛彦人大兄水歯郎媛

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone