八百姫古墳群(読み)やおひめこふんぐん

日本歴史地名大系 「八百姫古墳群」の解説

八百姫古墳群
やおひめこふんぐん

[現在地名]鈴鹿市平野町・国府町

平野ひらの町から南方国府こうあまはし宮之下みやのしたにわたる河岸段丘上に、南北に並ぶ八基の古墳群で、北の一号・二号墳は消滅している。四号墳は径一七メートル、高さ二・三メートルの円墳であるが、ここに伝説の八百比丘尼(八〇〇歳でこの地に没したという)を祀った祠と鳥居がある。地名尼ヶ橋もこれに基づき、里人はこれを八百姫明神とあがめ、生れた子を伴って詣り長寿を祈るという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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