八百比久尼(読み)はっぴゃくびくに

精選版 日本国語大辞典 「八百比久尼」の意味・読み・例文・類語

はっぴゃく‐びくに【八百比久尼】

  1. 〘 名詞 〙 八〇〇歳まで長生し、諸国を回国したという尼形の巫女伝説。若狭福井県)を中心に全国的に分布する。室町時代の「康富記(やすとみき)」などに若狭から八〇〇歳の白比丘尼が上京したことなどがみえる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 みき

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む