八衢比売神(読み)やちまたひめのかみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「八衢比売神」の解説

八衢比売神 やちまたひめのかみ

古代伝承上の神。
集落や道の要所にすわり,八衢比古神(やちまたひこのかみ)とともに邪神悪霊侵入をふせぐ。伊奘諾尊(いざなぎのみこと)が檍原(あわきがはら)で禊(みそぎ)をしたときに生まれた道俣神(ちまたのかみ)は,この両神をさしているともいう。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android