埼玉県西部、秩父郡(ちちぶぐん)にあった旧村名(両神村(むら))。2005年(平成17)秩父郡小鹿野町(おがのまち)へ合併し、小鹿野町の南部を占めることになる。荒川水系の薄(すすき)川、小森川の流域を除くと、旧村域の総面積の約90%を山林が占める。林業が盛んだったが、最近ではコンニャクイモ・シイタケ栽培とワイン製造が行われ、観光農園がある。旧村域東部を主要地方道皆野両神荒川線が走る。西部の秩父市境にある両神山(1723メートル)は、秩父多摩甲斐国立公園(ちちぶたまかいこくりつこうえん)の北端にあたり、ヤシオツツジ、シャクナゲの大群落がある。
[中山正民]
『『両神村史』全7巻(1985~1998・両神村)』▽『『りょうかみ双書』(民俗編)全4巻(1986~1991・両神村)』
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