八足門(読み)ヤツアシモン

デジタル大辞泉 「八足門」の意味・読み・例文・類語

やつあし‐もん【八足門】

4本の親柱前後にそれぞれ4本の控え柱を設けた一重の門。東大寺転害門てがいもん・法隆寺東大門はその代表例。八脚門はっきゃくもん。やつあしの門。

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精選版 日本国語大辞典 「八足門」の意味・読み・例文・類語

やつあし‐もん【八足門】

  1. 〘 名詞 〙 柱が前列・中列・後列に各四本、計一二本ある門。中列の四本は本柱で、前後列八本が控柱。東大寺転害(てがい)門・法隆寺東大門などはその例。
    1. [初出の実例]「今日被行鶴岳放生会式日依八足門廻廊顛倒延引也」(出典吾妻鏡‐建仁元年(1201)八月一一日)

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