八重館村(読み)やえだてむら

日本歴史地名大系 「八重館村」の解説

八重館村
やえだてむら

[現在地名]青森市飛鳥あすか

東は陸奥湾、南は夏井田なついだ村、西は山、北は飛鳥村に接する。

貞享四年(一六八七)検地帳によれば、村高一・〇五二石、田方はなく畑方のみで、漆木一八本という小村。元禄三年(一六九〇)には油川組に属し、村位は下である(平山日記)。安永七年(一七七八)の古新田郷村明鑑(市立弘前図書館蔵)に「下 一八重館村 畑方斗代無シ」とあり、夏井田村の次、すなわち北に配列される。寛政五年(一七九三)の「津軽領海辺通 御見分御道筋御休泊附並村高里数調帳」(同館蔵)に「高六斗八升壱合 同村より夏井田村迄六丁程」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む