デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「八釣白彦皇子」の解説 八釣白彦皇子 やつりのしろひこのおうじ 記・紀にみえる皇子。允恭(いんぎょう)天皇と忍坂大中姫(おしさかのおおなかひめ)の子。同母兄に安康天皇,同母弟に雄略天皇がいる。「日本書紀」によれば,安康天皇3年天皇が眉輪(まよわの)王に殺されたとき,疑いをうけ,大泊瀬幼武(おおはつせのわかたけの)皇子(雄略天皇)にきり殺された。「古事記」には八瓜之白日子王とあり,小治田(おはりだ)(奈良県明日香村)で生き埋めにされたという。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例