公淵池(読み)きんぶちいけ

日本歴史地名大系 「公淵池」の解説

公淵池
きんぶちいけ

[現在地名]高松市東植田

じよう池の北隣に位置し、谷を堰止めて築かれた溜池。堤高二二メートル、周囲四一一一メートル、満水面積二六ヘクタール、貯水量一七六万トン、灌漑面積一一〇八ヘクタール。植田うえた郷内で四番目の溜池として文久二年(一八六二)四月高松藩営事業として着工され、翌三年九月完成。当時は幕末の混乱期で資金的にも苦しかったが、藩主松平頼聡自ら現地を視察するなど尽力したと伝える。ただし池泉合符録に池名が記されているので、文久の工事は大規模な拡張工事であったとみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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