六分珠(読み)ろくぶだま

精選版 日本国語大辞典 「六分珠」の意味・読み・例文・類語

ろくぶ‐だま【六分珠】

  1. 〘 名詞 〙 六分(約一・八センチメートル)の大きさの珠。かんざし装身具に用いる、珊瑚(さんご)ギヤマン象牙などの六分大の珠。
    1. [初出の実例]「古渡りの六分玉(ろくブダマ)に、色よしの金足、こりゃあ豪気な簪だ」(出典:歌舞伎・月梅薫朧夜(花井お梅)(1888)五幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android