日本歴史地名大系 「六村」の解説 六村むまやむら 岐阜県:大野郡荘川村六村[現在地名]荘川村六厩庄(しよう)川の支流六厩川の流域に開ける。東は松(まつ)ノ木(き)峠で上小鳥(かみおどり)村(現清見村)、西は難所で知られる軽岡(かるおか)峠(標高一一四九メートル)で三尾河(みおご)村に通じる。高山街道の馬継場にあたり、古くは六棟の厩があったのが村名の由来という(岐阜県史)。了宗(りようしゆう)寺の文亀二年(一五〇二)実如下付の本尊裏書に「六馬屋願主釈明西」とみえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の六村の言及 【六部】より …朝鮮古代の新羅王畿の地域区分。六村ともいわれ,梁部(楊山村),沙梁部(高墟村),本彼部(珍支部),牟梁部(大樹村),韓祇部(加利村),習比部(高耶村)からなる。新羅王畿は慶州盆地と周辺の五つの谷間からなり,ほぼ現在の慶尚北道慶州市・同月城郡にあたる。… ※「六村」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by