千鳥格子(読み)チドリゴウシ

デジタル大辞泉 「千鳥格子」の意味・読み・例文・類語

ちどり‐ごうし〔‐ガウシ〕【千鳥格子】

千鳥が連なって飛んでいるように見える形の格子柄。ハウンドツース。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「千鳥格子」の意味・読み・例文・類語

ちどり‐ごうし‥ガウシ【千鳥格子】

  1. 〘 名詞 〙 格子模様の一種。飛んでいる千鳥に似た形をつなげたもの。
    1. [初出の実例]「『千鳥格子(チドリゴウシ)』というむきもありますが、〈略〉千鳥が飛んでいるような形だからでしょう」(出典:おしゃれ案内(1956)〈マダム・マサコ〉七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の千鳥格子の言及

【チェック】より

… (1)シェパード・チェックshepherd check 18世紀後半,新興土地所有者がハイランドに牧羊を導入し,そのためにボーダー地区の羊飼いたちを雇用した。彼らが身にまとっていた4ヤード丈の伝統的な布は,黒糸6本・白糸6本の綾織によるチェック(いわゆる千鳥格子)で,そのためにこの名が由来した。なお,糸の太さや本数によって猟犬のきばが並んでいるように見えるハウンド・トゥース・チェックhound tooth checkや星が並ぶようなスター・チェックstar checkの名称もつけられている。…

※「千鳥格子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android