ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「共同体感情」の意味・わかりやすい解説 共同体感情きょうどうたいかんじょうcommunity sentiment R.マッキーバーは社会類型の理論としてコミュニティーとアソシエーションを提唱し,さらに前者の基礎は地域性 localityと共同体感情にあるとした。共同体感情とはコミュニティーが共通の生活の場であることから住民間に生じる共属の感情をいう。その構成要素としては,(1) 共通な利害をもつところに生じる同一視と親密性の「われわれ感情」,(2) 地域社会の諸場面で自己の果す役割をもつという「役割感情」,(3) コミュニティーへの「依存感情」などがある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by