兵に常勢無し(読み)ヘイニジョウセイナシ

デジタル大辞泉 「兵に常勢無し」の意味・読み・例文・類語

へい常勢じょうせい

《「孫子虚実から》戦争は、敵情に応じて臨機応変に行うべきで、こうすべきだという決まったやり方はない。

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精選版 日本国語大辞典 「兵に常勢無し」の意味・読み・例文・類語

へい【兵】 に 常勢(じょうせい)(な)

  1. ( 「孫子‐虚実」の「水因地而制流、兵因敵而制勝。故兵無常勢、水無常形、能因敵変化而取勝者、謂之神」から ) いくさをする場合、敵情に応じた臨機応変の処置をとるべきであり、こうやればよいというきまった態勢があるわけではない。

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