デジタル大辞泉 「兵具鎖」の意味・読み・例文・類語 ひょうぐ‐ぐさり〔ヒヤウグ‐〕【兵具鎖/兵具×鋂】 兵具に用いる鎖。長円形の鐶かんを交互に通して折り返しつないだ鎖。多く、太刀の帯取りに用いた。俗に兵庫鎖ひょうごぐさりという。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「兵具鎖」の意味・読み・例文・類語 ひょうぐ‐ぐさりヒャウグ‥【兵具鎖・兵具鋂】 〘 名詞 〙 兵具に用いるくさり。長円形の鐶を交互に通して折り返しつないだくさり。多く、太刀の帯取や懸緒に用いた。兵庫鎖(ひょうごぐさり)。[初出の実例]「五位以上、尋常時所持之野劔、并腰刀、停止金銀伏輪、并兵具鋂、沃懸地(いかけじ)等」(出典:三代制符‐寛喜三年(1231)一一月三日・後堀河天皇宣旨) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例