三代制符(読み)さんだいせいふ

改訂新版 世界大百科事典 「三代制符」の意味・わかりやすい解説

三代制符 (さんだいせいふ)

建久新制(1191),寛喜新制(1231),文永新制(1273)の鎌倉時代の代表的な三つの公家新制制符)を収めた書。江戸初期,近衛家所有となった東大寺学僧宗性上人(1202-92)の旧蔵書のうちより,上記の3書を選んで安永(1772-81)以前に1冊に収録原本陽明文庫に現存する。誤写が多いが代表的な新制を一覧できるので,よく使用される。《続々群書類従所収
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 後藤

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む