兵法使(読み)ひょうほうつかい

精選版 日本国語大辞典 「兵法使」の意味・読み・例文・類語

ひょうほう‐つかい ヒャウホフつかひ【兵法使】

〘名〙
① いくさの方法。兵学・兵術の用い方。また、その方面にすぐれた者。兵法師
※箚録(1706)「兵法使いの指南する者に人の軍崩したることを仕たる者無し」
剣術などの武芸に巧みな人。剣術使兵法者。兵法師。兵法仁。
浮世草子世間胸算用(1692)三「嶋ばらの揚屋四条の子共宿都にしれたる末社按摩取兵法(ヘウホウ)つかひの牢人迄ひかへたり」

へいほう‐つかい ヘイハフつかひ【兵法使】

※羅葡日辞書(1595)「Gladiator〈略〉ヘイハウジン、feifǒtçucai(ヘイハウツカイ)、または、シアイシテ キリヤウ モノ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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