其となしに(読み)それとなしに

精選版 日本国語大辞典 「其となしに」の意味・読み・例文・類語

それ【其】 と(は) なしに

  1. ① 何がどうということもなく。
    1. [初出の実例]「詠(ながめ)侘びそれとはなしに物ぞ思ふ雲のはたての夕暮の空〈源通光〉」(出典:新古今和歌集(1205)恋二・一一〇六)
  2. ② 具体的にそれとさすことをしないで。それとなく。暗に。
    1. [初出の実例]「重吉も時たまお鳥にはそれとなしにこんなことも話したりしてゐた」(出典:玄鶴山房(1927)〈芥川龍之介〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地方でいう...

松葉蟹の用語解説を読む