其となしに(読み)それとなしに

精選版 日本国語大辞典 「其となしに」の意味・読み・例文・類語

それ【其】 と(は) なしに

  1. 何がどうということもなく。
    1. [初出の実例]「詠(ながめ)侘びそれとはなしに物ぞ思ふ雲のはたての夕暮の空〈源通光〉」(出典新古今和歌集(1205)恋二・一一〇六)
  2. 具体的にそれとさすことをしないで。それとなく。暗に。
    1. [初出の実例]「重吉も時たまお鳥にはそれとなしにこんなことも話したりしてゐた」(出典:玄鶴山房(1927)〈芥川龍之介〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む