玄鶴山房(読み)げんかくさんぼう

精選版 日本国語大辞典 「玄鶴山房」の意味・読み・例文・類語

げんかくさんぼう ゲンカクサンバウ【玄鶴山房】

小説。芥川龍之介作。昭和二年(一九二七発表。死の床にある老画家玄鶴を中心に、冷徹な目を通して人生の暗さ、わびしさを描いた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「玄鶴山房」の意味・読み・例文・類語

げんがくさんぼう〔ゲンガクサンバウ〕【玄鶴山房】

芥川竜之介の小説。雑誌中央公論」の昭和2年(1927)1月号と2月号に掲載結核を患い、離れで療養している主人公玄鶴とその家族心理を描く。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android